幸せは自己破産のおかげ

自己破産まで選択しなければならない状態は辛いものがあります。
毎月の給料日には押し寄せてくる借金取りがいます。
支払いを済ませると僅かなお金しか残らず生活費もままなりません。
返しても一向に減らない借金に絶望すら覚える事があります。
この終わることのない借金地獄から脱出するには自己破産しかありません。

自己破産をする事で幸せになると言うのもおかしな話しだと思います。
ですが現実に自己破産することで生活は一変するのです。
自己破産するとどうなるのか考えてみるといいでしょう。
まず借金の全てが放棄され支払う必要がなくなります。
借金がなくなれば辛い取立てもありませんし給料日が楽しくなります。
自分が稼いだお金は自由に使うことができるのです。
借金でつらい思いをしている人を救済するのが自己破産です。

自己破産したのに無くならない債務

自己破産の申し立てをして免責が決まれば借金は無くなると言います。
ですが無条件に全てが無くなるわけではありません。
自己破産の仕組みとは返済不可能になった人の財産を債権者に分配することです。
財産を債権者で公平に分けることにより債権者を守る制度です。

借り入れた借金はなくなりますが税金の滞納分はなくなりません。
税金に関しては借金ではなく当然払わなければいけないといった認識です。
他に子供の養育費など親としての義務なども放棄はできません。

破産者の重大な過失によって引き起こされた事に関する賠償もなくなりません。
もし交通事故で人に危害を与えてしまった場合の賠償は残ります。
また故意に人から不当な利益を得た場合なども自己破産では消えません。
自己破産を知りながら借金をして得たお金の借金は支払い義務があります。

借金問題、弁護士に相談する際は費用に注意すること

あなたの借金の悩みを解決してくれるのが弁護士事務所です。

最近では、司法書士事務所も解決してくれるようですが、弁護士事務所の方が安心でしょう。

そこで、弁護士事務所選びで気にしてほしいのが、弁護士費用です。

最近では、借金問題、自己破産問題を解決する弁護士事務所の費用は安くなりつつあります。

しかし、中には弁護士費用をしっかりと説明しないで、あとから高額な弁護士費用を請求されるケースがあるようです。

事前に弁護士費用もしっかりと聞いておいて下さい。

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無料相談もやっているので、まずは電話をしてみてもいいかもしれません。

あとは、市役所の無料相談や弁護士会の無料相談を利用するのも一つです。

裁判所は簡単に自己破産を許さない

簡単に自己破産されてしまうと貸し付けた金融業者は大変です。
自己破産となれば貸し倒れで回収できる可能性はゼロになります。
あまりに自己破産者が多いと経営の危機にも影響してしまいます。

ですから裁判所も慎重に審議を進めます。
申し立てた人が本当に支払い不能なのかどうかを詳しく協議します。
自己破産の申し立て内容を細かくチェックすることから審議を始めます。
その後には申立人を裁判所に呼び出して債務の内容を細かく聞き取り調査をします。
財産があるかどうかを判断して支払い能力があるかどうかを判断していきます。
そこで支払い能力があると裁判所が認めた場合には自己破産はできません。

審議を繰り返し裁判所が妥当と認められた場合に認可がおりるのです。
その段階で債務の返済は免除され借金のない生活に戻れることになります。

借りられなくなったら自己破産

借入れも計画的に返済できるうちは便利です。
しかし厳しい月などは借り入れて返済をする人は多くいます。
特に経済不況の世の中で残業もカットされて収入も減っています。
リストラなんかされたら返済のメドさえたたずに借金は膨らみます。

その場を凌ぐ為には限度枠まで借りて返済します。
限度枠を超えたら他の金融業者へ借入れすることもあります。
そうこうしているうちにどこも貸してくれなくなります。
借金の信用情報機関があり借入れ状況は金融業者に分かります。
多重債務をかかえて自己破産しそうな人には誰も貸してくれません。

融資も受けられない時は借金減額か自己破産しか方法はありません。
債権整理をするにはできるだけ早い段階が望ましいです。
２社目の融資の時点で返済計画はすでに破綻しているのですから。

弁護士に依頼する債務整理は成功しやすい

債務整理の依頼は多く弁護士も精通している人が沢山います。
弁護士に依頼するメリットはやはり信用度なのでしょう。
法律に不慣れな個人が行なうと結果的に損をすることが多いものです。

任意整理は金融業者との借金減額の和解交渉なので個人でも可能です。
ただし弁護士と個人では和解の金額が違ってきます。
やはり弁護士に対して金融業者は値引きをするのです。
弁護士に支払う報酬と値引きの幅でどっちが得かということです。

個人再生に関しては書類が複雑すぎて個人でやるのは難しいでしょう。
専門的な知識があれば可能ですが出来る人は限られます。
自己破産に関しも個人でやることが可能です。
自己破産の場合は免責が認可されると借金はゼロになります。
個人でやって成功すれば弁護士費用は必要ありません。
ただし裁判所が免責を認めやすいのはやはり弁護士なのです。

債務整理の弁護士と自分やる事の違い

債務整理を行なうには弁護士や司法書士にまかせるのが一般的です。
その方が全て一任して自分は何もしなくてもよい場面が多くあります。
専門家に依頼すると便利ですが当然報酬が必要です。
自分でやれば費用は発生しません。
では弁護士に依頼するのと自分でやるのとではどっちが得なのでしょうか。

債務整理とは交渉と認可され易い書類を作成する作業です。
任意整理に関しては消費者金融などの業者との交渉になります。
交渉のノウハウを持っていれば弁護士に依頼せず自分で行なえます。

個人再生や自己破産に関しては裁判所に提出する書類が問題となります。
書類によって認められるか認められないかが大きく左右されます。
弁護士に依頼すると裁判所の手続きは全て代行してくれます。
時間的なゆとりがなければ弁護士への依頼が必要でしょう。